ボーディングスクール受験のすべて!

はじめに

ボーディングスクールに少しでも興味をお持ちの皆さん!興味はあるものの、何をしたらいいのか分からない、そもそも日本から米国の学校を受験できるの?私にも受験資格はあるの?と疑問や不安があるかと思います。そこでBSAJは自身の経験や各入学事務局の情報を元に、ボーディングスクール受験プロセスを作成しました!!合格までの6つのステップを分かりやすく、またボーディングスクール現役生・卒業生のアドバイスと共にお伝えします!

(各セクションの下にハイパーリンクがあるのでそこにアドバイスが乗っています!)

受験プロセス大事なこと

Step 1 :ボーディングスクールを調べよう!(下調べ編)

自分で調べられる事

まずはインターネットなどでボーディングスクールについて調べてみましょう。

  1. ボーディングスクールとはどんな学校なのか
  2. 普通の留学とどう違うのか
  3. それぞれの学校のの特徴とは (例:場所、生徒数、先生対生徒数、AP/IBプログラムがあるのか...etc.)**: その他特徴はこちらのリストをご覧ください。

現役生、卒業生の生の声を聞く

自分で調べただけでは分からない事は沢山あります。そこで出身者の声が大切になります。どんな生徒が学校に通っているのか、学校の良い所・悪い所、不便な所、学校の志望理由など細かい事が分かってくると思います。

** 周りにボーディングスクール現役生や卒業生の知り合いがいない方、BSAJにEmailFacebook等を通じて連絡して頂ければ、実際の体験談はもちろんのこと、各学校出身者にオンラインで質問を聞くことも可能です。

** また長期(1年以上)留学や卒業を目的とした留学が難しい方は、1度お試しも兼ねて海外の生活を体験したい方は、短期留学としてサマースクールに参加してみるのも良いかもしれません。(Step3の夏休みの過ごし方を参照ください。)

学校のリスト化

下調べを通して沢山の学校を見たところで、

  1. 譲れない条件を3つから5つ作る (例:都心に近い、サッカー部がある、APクラスが多い、制服は絶対に嫌!など)
  2. 上記で出た条件に当てはまる学校以外はリストから外す
  3. 10校から20校に志望校を絞り、さらに、5校から10校程度に絞る (後々志望校を決めやすくなります)
  4. テストの点数や成績の合格ラインを見て、「希望校レベル、志望校レベル、セーフティーレベル」に分け、目標とする学校を決める

下調べのためのリソース(随時更新中)

以下にボーディングスクール出身者が実際に使った教材や資料を載せておきます。

書籍

ウェブサイト

下調べのアドバイスはこちらから

Step2:テスト対策を始めよう!

日本でいうAO入試に近いボーディングスクール受験でも、多くの学校が受験要項に学力テストを含めています。読解力、語彙力、数学能力を測定するSSATと総合的な英語力を測定するTOEFL iBTの2つの試験です。ここでは、SSATとTOEFL iBTの概要、構成、試験日程や、それぞれのテストについてのアドバイス、テスト対策の期間や方法の一例をご紹介します!

SSAT

TOEFL iBT

概要

ジュニアボーディング受験・Middle(5-7年生用):

>> 710点×3セクション, 合計で2130点満点。

高校受験・Upper(8-11年生用): 

>> 800点×3セクション, 合計で2400点満点。

30点満点×4セクション, 合計で120点満点。

テスト時間

約3時間

約4時間

構成

  • Quantitative (数学)
  • Reading Comprehension (読解)
  • Verbal Reasoning (語彙)
  • Writing (エッセイ)
  • Reading (読解)
  • Listening (リスニング)
  • Speaking (スピーキング)
  • Writing (エッセイ)

試験日程

  • 1ヶ月に約1回
  • 1〜6月の期間は、月に2〜3回
  • 7〜12月の期間は、月に4〜5回

費用

  • $139~$269*(会場の場所によ)

遅れての申し込みやテスト変更などは追加で費用がかかる。

  • $170*

遅れての申し込みやテスト変更などは追加で費用がかかる。

注意点

  • 都内および名古屋のインターナショナルスクール等で受験可能。
  • テストの有効期限は約1年間。詳しくはこちら
  • 直前の申し込みだと希望の会場が埋まってしまう恐れがあるので、早めの申し込みを!
  • 複数回受験可能だが、中12日の間隔を空ける必要有り。
  • スコアの有効期限は2年間。

*2019年度の費用

テストに向けてのアドバイス

準備不足でも、まずは受けてみよう!

試験に向けて準備しよう!

**時間に余裕を持って計画的に準備ができれば必ずスコアは上がります。気負わず、しっかりとした目標を持って励んでください!詳しい勉強法などはこちらを参照ください!

試験当日

テストのアドバイスはこちらから

詳しい勉強法はこちらから


Step3:夏休みの過ごし方を考えよう!

親や働いている人によく「時間があるのは学生のうち」と言われると思います。実際には彼らの言う通りなんです!仕事のある社会人が、長い休みを取るなど簡単にできる事ではありません。アメリカやイギリスの学校の長い夏休みは貴重な「時間」です。夏の間に受験に向けての試験勉強をすることももちろん大切ですが、自分が学びたいこと、やってみたいことに挑戦することも、将来必ず役に立つ、良い経験になります。また、海外の高校や大学受験に必要な「課外活動で頑張ったこと」でも使えます!下記にBSAJがおすすめする夏の過ごし方を載せています

テスト準備/受験勉強

サマースクール

課外活動

これらの活動から得ることのできる体験や経験が受験では大切です。意外な体験がエッセイの話のネタになることもあるので、是非たくさんのことにチャレンジしてみてください。

最終的に一番大切なのは楽しむことです。長い夏を有意義に過ごして楽しんでくださいね!

夏休みの体験談はこちらから

Step4:アプリケーションの準備

これまでやってきた準備をまとめる大切なパートです。成績やテストのスコアでは測れない自分の良さなどをアピールすることを意識しましょう。ここでStep3で記載したように、様々な課外活動に取り組んで夏休みを有意義に過ごすと、書くことや話すことが増えるため、アプリケーションの完成度がより高くなると思います。

アプリケーションで必要なものは:

エッセイ

各学校で必要なエッセイがあります(ない学校もあります)。エッセイではもちろん英語力が見られますが、人間性や学校との相性なども見られます。

エッセイトピックの例:

親の書くエッセイもあります。

学校の成績

SSATやTOEFLと同じくらいに大切なのが中学(高校)での成績です。成績で学校はその子の努力や、授業態度の判断をします。

課外活動 (受賞歴、部活、その他)

アメリカではHolistic Viewと言い、学業だけではなく「人間性」も重要視されます。それらの人間性は参加している課外活動、部活動やそれらの団体での立ち位置、またどのようにリーダーシップを発揮しているかなどが見られます。リーダーシップは学校で生徒会長、委員長をやったりクラブの部長をやったりなどです。他にもボランティアやインターンシップ(Step3: 夏の過ごし方に掲載)などもここに含まれます。

推薦状

推薦状の種類:

日本の学校の場合:

書いてもらう推薦状の種類は日本の高校/インターナショナルスクールからでも変わりませんが、先生が日本語でしか推薦状を書いてくれない場合、英語に訳す必要があるかもしれません。先生が英語に不慣れな場合。Gateway to Prepschoolsの複雑なシステムに対応できない場合もあります

ジュニアボーディングの場合:

学校の先生が推薦状を書いて送ってくれるとはいえ、自分で先生に書き終えたかなどの確認を怠らないようにしましょう。先生も忙しいので忘れる事もあります。

アドバイス:

**頼むときはしっかり先生に説明をして、期限や志望校などを明確に伝えましょう。

エッセイのアドバイスはこちらから


Step 5:学校訪問/面接しよう!

志望校の見学はオススメします!

訪問のメリット

*** 対面での面接は緊張を強いられるものですが、持参した資料を使ったプレゼンテーションができたり、オンライン上での面接より強い印象を相手の方に与えられる場合があります。

学校訪問に関して、実際に行く、行かないなど幾つかのパターンがあります。以下に その一例を紹介します。

ケース1:受験前の訪問

ケース2:合格後の訪問

ケース3:サマープログラムに参加する場合

ケース4:訪問しない場合

学校訪問(面接)に関してのアドバイス

学校訪問の体験談はこちらから

インタビューのアドバイスはこちらから


Step 6:合格発表!

晴れてあなたもボーディングスクールへ合格しました!おめでとうございます!

しかし高校選びはまだ終わりではないですよ!

大半の高校は3月中旬頃に合否が出て、約1カ月以内には入学の意志を伝えなければいけません。その間にSchool Revisitと言って検討している学校を再訪問したり、卒業生と話したりして自分が入学したい学校を最終決定します。学校を決め入学の旨、また入学をしないといことを各学校に伝えましょう。そして、最終決定した学校から送られてきた書類の必要事項を記入・提出するとその学校からCertificate of Admissions(合格証明書)が送られて来ます。

学生Visaを持っていない方は、学校からI-20の書類が送られてきます。できるだけ早く取得してください(送られてこない場合は配送をお願いしましょう)。アメリカ大使館または領事館にて、学生ビザの取得方法、必要書類の詳細はこちらに載っています。その他にも各学校、秋名での必須である健康診断、予防接種などもあるため、早めの確認をおすすめします。

これらが全て終わると入学確定です…!!!!

と言いたいのですが、油断をして成績を落とし、学校で停学、退学処分を受けるなどといった事の無いように気をつけてください。高校側は、現在の成績を維持するという条件で合格を出していますので、もし上記のような事が起こった場合、入学を取り消す事も有り得ます。卒業まで全力投球で頑張ってください。

また、卒業生とお話しがしたい場合は是非BSAJのイベントへ一度お越しください。お越しの際はメンバーまたはボランティアにお気軽に声をおかけください。またイベント参加が難しい場合でもBSAJ Emailへご連絡ください。検討している学校の卒業生がBSAJにいない場合でも日本人の卒業生/在校生と出来る限りお繋げします。

メンバーの学校決定理由+おまけはこちらから